お役立ちコラムUseful Column
備えあれば憂いなし!
オフィスの地震対策、停電対策
|オフィスシュレッダーの地震対策できていますか?
地震大国といわれる日本。
能登半島地震では建物被害が相次ぎましたが、石川県輪島市ではビルも倒壊し、今回の地震の深刻さを強く印象づける被害となりました。
また近い将来に発生が危惧されている南海トラフ巨大地震では、東京・名古屋・大阪の超高層ビルの揺れ幅は2メートルから3メートルに達して東日本大震災を上回ると言われています。
オフィスワーカーの方は一日の大半をオフィスで過ごすことになるため、いつ起こるかわからない地震に対し、オフィスに地震対策を施しておくことが大切です。
|家具固定の必要性
東日本大震災では、震源から離れた首都圏の高層ビルでも、
「長周期地震動」による室内被害が多く発生しました。
「長周期地震動」とは、読んで字のごとく「周期の長い」「地震動(揺れ)」のことを指します。
「長周期地震動」が発生すると、ビルの高層階では、下層階に比べ揺れが大きく、家具類の転倒や落下に加え「移動」が発生する危険性があります。
家具の移動により、挟まれる、ぶつかることによる負傷や、通路を塞ぐなどの障害が生じる可能性もありますので、家具の固定は欠かせません。
|シュレッダーの固定は「MSストッパー」
MSストッパーは、建築物に利用されている制振の考え方を採用しています。
シュレッダーを床に直接固定した場合、床の振動とシュレッダーの振動が異なるため反発し合って、一定の震度を超えると剥離し転倒することがあります。しかし「制振ダンパー」は、床から受ける振動を吸収(制振)、あるいは回避(免震)し、シュレッダーの移動や転倒を最小限に抑えます。
実証実験
■MSストッパーのポイント
1 衝撃吸収ベルトが振動を吸収
樹脂製のプレートがオフィスの床に強固に密着。プレートから伸びる衝撃吸収ベルトと、パラシュート
にも使われる高強度ロープにより、地震エネルギーを吸収。200㎏までの対象物に対応することが
実証実験で照明されています。
2 オフィスを傷つけず、取り外しも簡単
ビス留めやアンカー留めなどをすると壁や床を傷つけてしまいますが、「MSストッパー」は樹脂製のプレートが床にがっちり密着するだけ。取り外しも簡単で、オフィスを傷つけません。
※本製品は、地震の際に、お客様に危害が及ばないための対策ですが、実際の地震による機械への加重は、①地震の規模 ②揺れ方向 ③建物の構造及び床構造、階高 ④地盤 ⑤接地面 他により大きく変化します。万が一地震が発生し、機械の移動・転倒・暴走があり、仮に被害を被った場合の損失・損害などを保証するものではありません。
※本製品は接着する床は、外れない・剥がれないことが条件となります。
3 高強度ロープと衝撃吸収ベルトが移動・転倒を防ぎます
■シュレッダー以外にも取り付け可能
<取り付け可能な対象物>
キャスター付機器(耐荷重200㎏まで、車輪直径100㎜以下)、家具、複写機、テレビ置台、ピアノ(アップライトタイプ)、医療機器
※シュレッダーについてはキャスターの形状によって取り付けのできない機種がございます。
非対応機種:MSX-F100 / MSV-D26C / MSV-D22C
■MSストッパーにはPタイル用とカーペット用の2種類あり
Pタイル
<取り付け可能な床材>
OAフロア、フローリング、Pタイル(プラスチックタイル)、クッションフロア、ビニールフロア
※OAフロアは、タイルカーペット及び機器の設置環境により異なりますので事前にご相談ください。
<取り付けできない床材>
カーペット表面、たたみ、凹凸の多い面、塗装面の弱いプリント合板、フッ素・シリコン系等
カーペット用
<取り付け可能なカーペット>
タイルカーペット(毛先がループ状のもの)、フェルトタイプカーペット
<取り付けできないカーペット>
カットパイルカーペット(毛先がカットされているもの)、じゅうたん
|災害時にはMSバッテリーもおすすめ
地震によって停電が発生することも少なくありません。
毎年のように災害による停電が発生する中、蓄電池の導入を考えている方も多いのではないでしょうか。
明光商会では非常用蓄電池「MSバッテリー」もご用意しております。
スマートフォン、タブレット、ノートパソコン、テレビなど様々な電化製品・電子機器に使用でき、
非常時の不安を解消します。
■MSバッテリーの特徴
1.安全性の高いリチウムイオン電池を使用し、日本製の保護回路ICを搭載
2.5.3kgと軽量で非常時でも持ち運びしやすいサイズ
3.USB出力12ポート、AC出力コンセント2ポート付きで同時に複数機器を繋ぐことが可能
4.AC電源、ソーラーパネル(※別売オプション)から簡単に充電でき、満充電自動でOFF
>MSストッパーの製品ページはこちら
>MSバッテリーの製品ページはこちら
地震によって会社が大きなダメージを受けないためにも、オフィスの地震対策はしっかり行う必要があります。これからの地震に備えて対策を考えている場合や、今までの対策を見直したい場合は、ぜひ参考にしてみてください。
2024.03.01