お役立ちコラムUseful Column
シュレッダーのトラブル第1位 紙詰まりを防ぐ方法をご紹介

日々の業務で発生した廃棄書類をシュレッダーする際、「このくらい入るだろう」と用紙をシュレッダーの投入口に入れた途端に紙が詰まってしまった。逆転ボタンを押しても紙を引っ張っても紙が出てこない「どうしよう…」そんな経験をしたことはありませんか。
実は、シュレッダーをご利用いただくなかで、お問い合わせが1番多いトラブルは紙詰まりなんです。
本ページでは原因と対策方法、最新のシュレッダー機能をご紹介いたします。
シュレッダーの紙詰まりが起こる原因
┃細断能力を超えた紙の過投入
お問い合わせをいただく紙詰まりの原因のほとんどが、紙の過投入です。シュレッダーにはその機種ごとに一度に投入できる紙の枚数が決まっています。細断できる枚数を超えた量を投入口へ入れてしまうことで紙詰まりが発生します。
┃細断対象物以外の細断
シュレッダーの細断可能物を把握することが大切です。特に下記の素材のものは細断すると詰まってしまうだけでなくカッターに絡まったりカッター自体に付着し、故障の原因となる可能性がありますのでご注意ください。
- ポリエステル、ポリプロピレン素材、プラスチック素材のクリアファイル
- ビニール素材の窓付きの封筒
- シール、テープ、付箋などの粘着性のある素材
紙詰まりを防ぐには
┃細断ができる枚数を知ろう
シュレッダーには機種により用紙を細断できる枚数が異なります。ご利用の機種の最大細断枚数、定格細断枚数を把握し、意識しながら使用することで過投入を防止することができます。
┃細断できるものを知ろう
機種により細断できる対象物も異なります。クリップ、ホチキスからCD/DVDやFD、MOまで細断できる機種もあります。ビニール素材のクリアファイルや粘着性のある付箋やテープは細断対象ではありませんのでご注意ください。
まずはお手持ちの取扱説明書やメーカーホームページを確認し、お使いの機種の細断できる枚数、細断可能物を把握しましょう。

┃紙の中心を投入口中央に合わせて投入
紙がななめの状態で投入をすると、引き込まれる際に紙がよれ、投入口のサイド部分に紙の厚みができます。これにより細断能力以下の枚数であっても詰まってしまう場合があります。紙の中心を投入口中央にあわせて、まっすぐに投入することを心がけましょう。
投入口の中心を表す▼の表示がある製品は、印を目安に投入することができます。

お客様の声から生まれた紙詰まりを未然に防ぐMSシュレッダーの機能
現在発売中のPowerシリーズ、Secureシリーズ、Universalシリーズは、お客様の声をもとに、より使いやすくするため利便性と作業性を向上させました。新たに搭載された紙詰まりを未然に防ぐ機能をご紹介します。
視覚でわかる2つの目安
┃色でわかる最適な枚数
シュレッダーの天面部に搭載されている「グラデーションランプ」は、投入した紙の量に応じて色が変化します。
投入量に応じて【 緑 → 黄色 → 橙 → 赤 】と段階的に色が変わるので、投入した枚数が、そのシュレッダーにとって適切な量か視覚的に判断ができます。ランプが緑色の状態になるように意識をして投入することで最適枚数で使用できます。



┃一目で分かる最適枚数表示
MSシュレッダーの投入口中央に最適枚数を表示しています。「最適枚数」はシュレッダーにとって最も効率の良い状態で使用でき、より長くご利用いただくための枚数です。一目で投入できる枚数が確認できるので無理な投入を防ぐことができます。

紙詰まりを起こしてしまったら
紙詰まり対策をしていても紙詰まりが起こってしまったときは、メーカーにご相談ください。
無理に引き抜こうとすると機械の故障やお客様自身のケガにつながる恐れがあります。
明光商会ではお客様の安全を第一に考え、購入後のアフターサポート体制も整えております。
紙詰まりの他にもお困りごとなどございましたらお気軽にご相談ください。
2021.06.14